「そりゃ芸の上がるイトグチだよ。自分の芸がまずくみえて来りゃ一人前だ」
落語家の大家、四代目古今亭志ん生さんが、愛弟子の八代目桂文楽さんに伝えたという言葉。「お前、やっとその時期が来たんだ」と声をかけたと言います。
若き日の桂文楽さんは、客に受けても納得がいかず、悶々としていたらしい。
芸が上がるにつれ、今まで見えなかったことが見えてくる。だから仕上がるということがないのだと。
芸を追求している人の、レベルの高い話ですよね。
昨日と今日は、セザン公認アドバイザーのための“ブラッシュアップトレーニング”。
「ブラッシュアップ=磨き上げる」の名前の通り、より高みを目指すためのトレーニングです。
「自分の芸がまずく見えて来りゃ一人前だ」・・・俯瞰して自分が見えてくるということですね。
「上を目指す人」には同じことがいえるな〜と、つくづく思っているところです。皆さん素晴らしい!
今日は2日目、ガンバロウ‼️
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