「プライマリークエスチョン」って、聞いたことありますか?
「プライマリー(primary)」とは、初期・根幹などの意味で、「頭の中で自分に投げかけている質問」のこと。
このことは、仕事でセミナーや勉強会を始める時に、心構えとして繰り返し伝えています。(伝えるというより、自分に言い聞かせています〜笑)
私たちは無意識のうちに、1日に数千回、数万回と言われるほど、自分に質問を繰り返しています。
Q:朝ごはんは何を食べようか?
Q:今日の天気はどうかな?
Q:何を着て行こうかな?
・・・ほら、朝起きてからすぐに始まる質問だけでも、次から次へ、数えきれないですよね〜
そんな単純な質問だけでなく、こんな質問も入ってきます。
Q:今日の仕事はうまくいくだろうか?
Q:初めてのプロジェクトだから難しいんじゃないかな?
Q:これって自分に向いてるのかな?
・・・こんなマイナーな質問に対しては、意識していないと、誰でもこんなふうに答えます。
例えば「今日の仕事はうまくいくだろうか?」と聞くと、
答えその1:世の中は不景気だから無理だよね。
答えその2:今はタイミングが悪いでしょ。
答えその3:今まで経験してないんだから難しいよ。
答えその4:この前もうまくいかなかったよね。
答えその5:暮れの忙しい時期はやめておいた方がいいよ。
・・・ほらね、次々に出てくる、出てくる。自然と答えは「やめておこう」となりますよね。
人は、自分の質問に対して納得させようと、自分を説得しにかかるのです。
それに反して、成功する人は「どうすればできるだろう?」と自分に質問する。
そうすると、工夫して、考えて、行動するパターンになります。
やってみたら、楽しくなる!自分を褒められる!何かを掴める!
行動しなければ、何も生まれてこない。失敗は無いかもしれないけれど、成長も感動も成果も無い・・・これでは充実した人生とは言えませんね。
つまり大事なのは、能力でも経験でもなく、「質問の質」なのです。
それをどれだけ意識するか・・・それによって、その人の人生は大きく変わる‼️
「プライマリークエスチョン」・・・これは、能力も知識も足りない、今年70歳の私が常に意識していることです。楽しさが増しますよ!笑
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