日曜日、何気なく見ていたテレビに出ていたのが、乙武洋匡さん。
久しぶりに見た乙武さんは、ちょっとおじさんになっていました。(45歳ですって。そりゃあそうですよね〜笑)
両手両足が無く生まれてきた彼を、初めて見たお母さまの第一声が「あらかわいい!」だったということは、以前のブログにも書いた覚えがあります。素晴らしいですよね〜
何の迷いもなく、愛情いっぱいに受け入れられて誕生した彼。それも母親に!
だからこそ、常に前向きに挑戦して来られたのですね。「五体不満足」という著書はベストセラーになりました。
今回のテレビでは、乙武さんが「通っていた小学校の校門を義足で歩いて入る」という企画がありました。「車イスではなく、義足で歩く」・・・これが乙武さんの夢だったと。
でも実際はなかなか大変なこと。後ろから男性に支えてもらいながら、一歩一歩歩いていく。バランスを崩しそうになったり、思わぬ段差に転びそうになったり・・・
義足を使うということ自体が、これほど負担の大きなことなのかと、改めて思いました。
やっとの思いで校門をくぐって校舎に入った乙武さん。
この企画を聞いて応援しに来ていた2人の同級生の女性は、「やったね!がんばったね!」と大喜び。
そして、3人(乙武さんと2人の同級生)とも、「ここにミノル君がいたらね〜」と、つくづく話している。
ミノル君って誰?
両手両足のない乙武さんを、毎日毎日、授業も一緒に受けていたのはお母さま。
それもすごいけれど、小学校5・6年の2年間は、なんと親友のミノル君が全面的にサポートしていたというのです。
小学生のミノル君が、どうやって乙武さんの学校生活を助けていたのでしょう!本当にすごい‼️二人の親交は、その後もずっと続いていたといいます。
ところが、そのミノル君が、昨年12月に45歳で突然死したのというのです。
え〜っ、そうなんだ〜。そんなことがあったんだ〜。
乙武さんの涙の意味を思い、思わずこちらも目頭が熱くなりました。
あ〜、本当に人生っていろいろある。それでも「生きていく」って、すごいな〜。
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