ケニアのゴゴさん。世界最高齢の小学生。
フランスの映画監督パスカル・プリッソン氏が作ったドキュメンタリー映画の主人公は、94歳の女性。
ある時、彼女は学齢期のひ孫娘たちが学校に通っていないことに気づく。(孫ではなくひ孫って、すごい!)
ゴゴさん自身が、幼少期に学校に行けなかったこともあり、教育の大切さを痛感していた彼女は一念発起。
ケニアのへき地では、12〜13歳で妊娠して学校をやめてしまう女性が多いらしい。
そんな人たちにも、もう一度学校に行って学んで欲しいと、周囲を説得し、6人のひ孫娘たちの手本になろうと学び始めた。
年下のクラスメートたちと同じように寄宿舎で寝起きし、制服を着て授業を受ける。(子供たちとお揃いの緑のセーターがよく似合って可愛い〜)
すっかり耳は遠くなり、目の具合も悪いため勉強するのは一苦労。
それでも、クラスメートたちに応援されながら勉強を続け、ついに念願の卒業試験に挑む!
映画を通して浮かび上がってくるのは、貧困や慣習などの理由から未だアフリカに残る教育問題。
ゴゴさんは、もともと映画というものを知らなかったが、プリッソン氏の熱心な説得を受け「世界中に教育の大切さを伝えられるなら」と撮影を許可したとのこと。
94歳にしてなお信念のもとチャレンジを続けるゴゴさんの姿は、閉塞感ただよう現在を生きる我々に勇気と希望を与えてくれる。
「学ぶことで人生の可能性は無限に広がる‼️」
ゴゴさんのメッセージは強烈です。素晴らしい‼️
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