障害や重い病気のある兄弟姉妹を持つ子どもを、「きょうだい児」と呼ぶらしい。初めて聞きました。
親の関心は、障害児や病児に向きがちで、自己肯定感が低くなる。気持ちを出さなくなる子供もいて、自分らしい人生を生きにくくなるという傾向もあるというのです。そうなのですね〜。
また、苦労する親の姿をみるため、「自分も何かしたい」「負担をかけてはいけない」と感じていることが多いと。自分は我慢しなくちゃと、自然に無理をするのでしょうね。
ありのままの自分を認められないと本当は自分が何をしたいのか分からなくなる。そして先々のことを考えて、独り立ちや自分の家庭を持つことに躊躇することにもなる・・・。悪循環ですね〜。
親も大変、病気の子供も大変、そしてその兄弟姉妹も本当に大変。
きょうだい児への対応としては、「あなたのままで愛される価値がある」と親が意識的に伝え、同じような状況の仲間と交流することだと。
最近は、きょうだい児同志の交流、ネットやSNSの活用も進んでいるとのこと。SNSがそんなところに活用されるのは、素晴らしいことですね。
同じ悩みを持つ人同士の「コミュニティ」・・・これはどんな場合にでも、人にとって無くてはならないもの。
コミュニティ(場)の重要性を痛感します。
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