以下は養老孟司さん(医学者、解剖学者、医学博士、東京大学名誉教授)の言葉です。
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「知足」という言葉がありますね、「足るを知る」です。日本では、きわめて封建的だとしてつぶされてきた言葉です。でも、今こういう世の中になってみると、いいかげんに足るを知ったらどうだろうかと思います。だから僕はいつも「猫を見ろ」と言っているんです。猫は自分の居心地のいいところに行って昼寝しています。それで満足してるくらいでいいように思うんです。
人生、一番効率的に生きるんだったら、生まれたらすぐお墓に行けばいいんですよ。
要するに人生そのものが寄り道、でしょう。寄り道なんだから、その瞬間を大事にすべきで、効率的にしても仕方がないということです。
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なぁるほど!笑
成長のない産業は非効率的。産業も、医療も、教育も、「もっと効率をあげろ」というのが今の社会ですよね。
「足るを知る」ことは「より今の幸せを感じる」ということですね。
ちょっと考えよう〜。
⭐️今日は金曜日、良い週末をお過ごしください。また月曜日に。



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