「みう・みまペア」と呼ばれて、お互いに良きライバルとして戦ってきたのは、同い年の平野美宇選手と伊藤美誠選手。今年23歳。

卓球日本女子で、ダントツの1位は早田ひな選手。この人も23才。すごい世代ですね〜。

パリ五輪の個人戦出場枠をかけて、平野選手と伊藤選手は僅差で競り合っていた。

なんとも残酷なのは、隣りのコートで試合していた平野選手が勝った直後に、伊藤選手は惜しくも負けてしまったこと。

これで伊藤選手は個人枠でのパリ五輪出場は無くなった。

その直後のインタビュー。平野選手の「逃げずに頑張ってきて良かった」というコメントのあと、涙でウルウルしながら必死に笑おうとしている伊藤美誠選手の表情にはグッと来るものがありました。

「自分の目標にしていたオリンピックが壊されてしまったんですけど、でもこういう悔しい経験というか、最後まで戦えたところは本当に良かったと思います」

「昔からの自分の目標は良いところでやめたいというのが一番なので、これで終われない気持ちはすごくあるんですけど、終わりたいっていう気持ちもあります。でも良いところで終わりたいから、ちょっと欲張って、もうちょっと頑張ります」

ずっと伊藤美誠選手を応援してきた私としては、もう健気で健気で・・・。

キツいよね〜。辛いよね〜。

この体験は決して無駄ではない、きっと人として大きく成長することと信じます❤️