日々思うこと

こんな人もいるんだ!〜日本のアニメに魅かれて精神科医に?〜

10歳の頃、テレビで「美少女戦士セーラームーン」をみて、少女たちの気高さ、優しさに心を打たれた・・・

イタリアで居場所を見つけられなかったパントー・フランチェスコさん(33歳)は、日本のアニメ作品に励まされ、主人公に自分自身を投影して考えるうちに「自分の弱さを受け入れることができた」といいます。

日本を特集した番組で引きこもり問題を知り、「いつか日本で暮らす」と母に宣言したのだそう。

彼は、大学の医学部に進み、在学中に独学で日本語を学んだ。もちろんイタリアで。

漢字辞典を丸暗記し、「名探偵コナン」を繰り返し見て、全てのセリフを書き起こす。そして「日本語能力検定の最難関レベル」に合格‼️すごい‼️

骨を埋める覚悟で来日し、2018年、日本語を学び始めてわずか7年で医師国家試験に合格した。ヘェ〜、日本人でも難しい試験なのにね〜。

「こんな人もいるんだ〜」・・・心底、感心しました。

現在は、日本の首都圏の複数のクリニックで精神科医として働くフランチェスコさん。独自に「アニメ療法」を提唱し、日本語で本も出版した。

「アニメを楽しみながらであれば、心の治療を受けるハードルも下げられるのでは」と考える。・・・自身の体験を活かして、自分の「好き」を極めているのですね。

そしてそもそも「自分の居場所を見つけられなかった」という弱さがあったからこそ、ですよね。

「自分の弱さを知る」ことの強みを、まざまざと見せてもらった気がしています。それにしても凄すぎて近寄りがたいけど。笑

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