今、唯一見ているテレビがNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。以前にもブログに書きましたが、とにかく三谷幸喜さんの脚本が面白い!やっぱり天才!
この前の日曜日は、源頼朝が亡くなる場面。
落馬して亡くなったと言う史実を、きめ細かく解釈して、それぞれの立場の役者さんを使って表現している。
その時代に、みんな生きてたんだな〜と、リアルに人物像が浮かび上がってきて、歴史に興味が湧いてくるのです。これこそ大河ドラマの醍醐味ですね〜。
役者さんもみんなすごい!相乗効果でどんどん演技力が増していってる。
今回、一番すごかったのは、北条政子役の小池栄子さん。
臨終に近い頼朝を必死で介護する、やつれた表情。
頼朝の死に思わず泣き崩れる表情。
頼朝の死後の鎌倉を盛り立てようとする、鬼気迫る表情と言葉。
・・・どれをとってもすごかった!見直しました。
もともと、小池栄子といえばグラビアアイドル。でも、最近の彼女の存在感はかなりのものですね。
そんな彼女が大事にしているのは、デビュー当時、ウッチャンナンチャンの南原清隆に言われた金言だというのです。
「スターっていうのは、デビューしてテレビに出たら駆け足でスターになっていくけど、お前、違うだろ? スターじゃないだろ? お前みたいなタイプは俺もそうなんだけど、二段飛ばし、三段飛ばし狙わないで、コツコツやるしかねえんだ」・・・と。
これを聞いた彼女は「内心ショックだった」と打ち明けながらも、「やはり芸能界は甘くないということが分かり、その言葉で救われた」・・・今でもその言葉を大事にしていると。
いい話ですよね〜。あえて厳しいことを言ってくれる人って、そうはいないかも❤️
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