8月13日のブログに書いた、14才の孫娘Y子ちゃんからの質問。
「人生とは?って聞かれたらいいなんて答える?」
彼女のきっかけとなった本を借りて、読みました。
「また、同じ夢を見ていた」〜住野よる〜
主人公は小学生の女の子なのですが、とても深い意味のある、大人の本でした。沖縄への出張の飛行機の中で一気に読んで感動!久しぶりに本を読んで泣きました。
主人公のなっちゃんは、いろんなことを考え、いろんなことを感じる女の子。両親とも、仕事で忙しい毎日なので、自分で考える力を持っています。
同じクラスの気弱な桐生君。いじめられて学校に来られなくなった彼を救おうと、なっちゃんは必死です。
いじめっ子の男の子達に立ち向かう姿は、惚れ惚れするほどカッコいい‼️笑
でも、桐生君にしてみたら、なっちゃんの強さ、正しさ、行動力が逆に彼の劣等感を増幅させてしまうのです。
良かれと思って励ましているのに真逆に取られる。二人の心理描写、その葛藤は、ズンズンと心に迫って来ます。
桐生君の反応を見て大反省したなっちゃんの、それからの気持ち、行動、言葉、、、そして桐生君の気持ちの変化のすごさ。自分への自信を取り戻して行くリアルな様子。
そこのところで、このオバサンは泣けました。笑
人を勇気づけるためには「ただ、話を聴くこと」「人に添うこと」、それだけ。
ダメなところを変えさせようとしてはいけないのですね。
「人に添う」ことは、仕事でも大事にしていること。その難しさと大切さを、この本で改めて教えてもらいました。良かったら読んでみて下さい。
そして、冒頭の「人生とは?」の答え。
この本の中にいろいろと出てきます。
その中でも一番心に残った言葉は、
「人生とはオセロみたいなもの。たった一枚の白で、黒い気持ちは一気に裏返る。」
なるほど‼️逆転満塁ホームラン‼️
そういうこともある‼️
ダメなことが続いてもクサることは無いのです‼️
目の前がパーッと明るくなりませんか⁉️(^^)
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