今年のお正月休みは家族のインフルエンザもあって、ひとり時間を満喫しました。ひとりで観に行った映画は・・・。
「正体」・・・一家惨殺事件の未成年死刑囚。“冤罪”がこの映画のテーマ。重いテーマですね。
逃亡を続ける死刑囚鏑木は日本各地を転々とする。工事現場に、出版社の編集部に、介護施設に・・・突然あらわれ、逃亡と潜伏を繰り返し、そこには出会った人々とのドラマがある。
何を言っても信じてもらえなかった・・・
誰ひとり信じてくれなかった・・・
でも「信じる」という望みを捨てずに必死で逃亡を続ける彼。
ひょんなことから関わった女性から「あなたを信じます」と言われて、思わず涙する場面・・・泣けました。
「誰も信じてくれない」・・・その恐ろしいほどの孤独感、どれほどのものでしょう。でも、「信じること」を信じたいという想い。
「信じること」と「許すこと」・・・娘の小学校の卒業の時、担任の先生が黒板に大きく書かれた2つの言葉に、教室の後ろで大泣きしたことを、なぜか今、思い出しました。
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