シスター渡辺和子さんの著書、「面倒だから、しよう」という題名の本。「はじめに」のところには、こんなことが書いてあります。
「面倒だから、しよう」は、おかしな日本語かもしれません。「面倒だから、よそう」があたりまえでしょう。
これは、面倒くさがり屋の私が自分にいい聞かせている言葉であり、学生たちとも一緒に使っている言葉なのです。
「この世の中には、お金で買えないものがあり、その一つが心の美しさ。しようか、どうしようかと迷ってもいい。でも、そこで自分の怠け心と闘った時に、初めて本当の美しさ、自分らしさが生まれてくるのだと思う」と、学生たちに言っています。…と。
そうなんですよね。面倒くさいと言わないこと、私も心がけています。
そして、シスター渡辺は「きれいな人」と「美しい人」との違いにも触れておられます。
「きれい」はお金を必要とします。「美しい」に必要なのは、心の輝きなのです。…と。
う〜む、そうなのかな〜。
心の美しい人って、どんな人だろう?具体的に考えてみようと思ったことでした。
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