考え方

「弱さを知る」ということ

昨日までの2日間のオンライン研修はお陰様で大成功でした!年齢は40代から80代までの多岐に渡ります。参加者の皆さんの顔の輝きを見て、感想を聞いて、心地良い疲労感に浸っています。こんな仕事に携われていることに、感謝しかありません。

ところで、先週の金曜日のブログに書いた「マザーテレサの祈り」から、思い出したことがあります。それは・・・

私は強い人間を見たことがありません。

強い人がいるとしたら、誰よりも自分の弱さを知っている人です。

弱さを知っているからこそ、必死に自分を励まし、勇気づけているのです」

これは、鉄の女と言われたイギリス元首相、故マーガレット・サッチャー氏の言葉です。

誰よりも強い女性というイメージのサッチャーさんの言葉だと思うと、意外な感じがしませんか?だからこそ、響くのだと思います。

マザーテレサの祈りといい、サッチャーさんの言葉といい、弱い自分を目の当たりにしたとき、ホッと救われる言葉です。

「人間だもの」・・・これは相田みつおさんの言葉、これにも救われますね。

人間は誰でも弱さを持っている。その弱さを受け入れながら、闘いながら、生きていく・・・そんな生き方をしている人はとても魅力的です。

とはいえ、自分の弱さと向き合うことはしんどいし、もっと楽に生きられたらな〜と思う自分もいます。矛盾してますよね〜。笑

ひとりで考えていても答えは出ないけど、誰かといると、勇気づけられたり、気づきがあったりしませんか?

まわりにどんな人が「人的環境」の大切さを痛感します。そういう意味でも、昨日までの研修のような「場つくり」を大切にしていきたいと思っています。

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