「何かおれも配達しているつもりで/今日まで生きてきたのだが/
人びとの心に何かを配達するのが/おれの仕事なのだが/
この少年のようにひたむきに/おれはなにを配達しているだろうか」
作家の高見順さんが、食道がんで入院していた時、病室の窓から、1人の少年が嵐の中で新聞配達をしている姿を見て作ったという詩です。
少年が嵐の中、必死で配達している・・・そのひたむきな姿を見て、自分のやってきたこと、在り方、姿勢、生き方を問い直しているのですね。その感性に、すごいな〜と感じます。
私自身はと言えば、「あの人と比べて、私はいったい何をしているんだろう」と、誰かと比べてしまうことがよくあります。
そんな時、「なんてダメなんだろう」と自分を責めるのではなく、「私には何ができるだろう」と、前に向かう姿勢でいたいと強く思います。意識しないでいると、つい自分を責めてしまう私なので。責めるってしんどいんですよね〜。
⭐️梅雨らしく雨の多いこの頃ですが、涼しいのは助かりますね。週末のお天気はどうでしょう?また月曜日に^_^
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