今から約60年前の1960年代、アメリカで始まったのがグリーフケア。
アメリカ・イギリス・オーストラリアなどの病院では、患者が亡くなったあとも遺族が定期的に同じ病院を訪れ、グリーフケアを受けることが一般化している。
へぇ〜文化の違いですね。日本では、亡くなった後も遺族が定期的に同じ病院を訪れるなんて、考えられないことですね〜
特に家族や地域社会など人とのかかわりが少なくなっている現代では、悲しみを1人で抱え込んでしまう人も増えている・・・そんな背景から、日本でも各地の医療機関や市民グループなどがグリーフケアに積極的に取り組んでいるとのこと。
なるほど、現代社会においてはますます必要なケアなのですね。
悲しみに向き合うグリーフケアの大きなポイントは、「悲しみを押さえ込まず肯定する」こと。
あぁ、それは分かる気がします。誰か聞いてくれる人がいるといいのですよね。
故人について語り、思いを伝え、悲しみを乗り越えるには、感情を思い切り外に吐き出すことも必要なプロセス。
悲しみ以外の怒り、後悔などさまざまな複雑な感情も、そのまま吐き出すことが効果的。
葬儀やお別れ会など、故人とのお別れセレモニー自体もグリーフケアの1つとのこと。
そうそう。そのことは以前にも聞いたことがあります。
お通夜、告別式、初七日、忌明け、一周忌、3回忌、7回忌・・・故人を忍んで、話をして・・・残された人が寂しい気持ちを少しずつ受け入れて行く。そのためにやることなのだと聞いて、妙に納得したことがありました。
そうか〜そのために法事があるのか〜。
それを思うと、神戸の老人ホームに入っている90歳の叔父のことが気になります。
夫唱婦随で、ず〜っと一緒だった叔父と叔母。昨年の10月に叔母が亡くなってから、どんなに寂しい思いをしているか・・・
その上、コロナの影響で子供や孫たちも会いに行くこともできない。法事といっても出かけることもできない・・・
直接会って、叔母の思い出話をいっぱいしたいな〜と、つくづく思ったことでした。
そうだ!せめて手紙を書こう〜❤️
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