第1条:子どもの目を見て、優しく話を聴く
第2条:子どもの意見なしに物事を決めない
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完璧でなくていい、子どもが「ナイス!」と思える親を目指して「子育てスキル12箇条」をまとめたのは、斎藤直巨(なおみ)さん、45歳の女性。
里親家庭や児童養護施設で育った経験のある子どもと、里親らで、1年話し合ったそう。
斎藤さんは、19歳と14歳の娘と、3人目の娘になる里子(14歳)を会社員の夫と育てている。
原点は29歳の時の流産。「生まれるのが当然じゃない。生きている子どものために何かしたい」と、
11年前、最初の里子を2ヶ月預かった。別れる時に泣きそうになっていると、2歳のその女の子が、
「泣かないで。私も我慢している」と。
胸が締め付けられたと言う。
1年後、今の里子が来た。寝静まったころ、気づくと枕元に立っている。驚いて声をかけると
「いるかなと思って」。
(今までに、置いてきぼりにされたり、信頼しようとしていた人が急にいなくなったりした経験があるのでしょうね〜。聞いただけで胸がキュンとなります)
虐待や養育放棄を受けた子どもは、人との信頼関係を結ぶのに時間がかかる。
(人を信じられなくなっているのでしょうね〜)
そのころ、里親仲間が里子を暴行死させた事件もあった。自身も養育に苦労していただけに、他人事とは思えなかった。
(カッとなってしまうことも、ありますよね〜)
そこで当事者団体を立ち上げ、支え合う活動を始めた。今回の「ナイス!な親プロジェクト」は、その延長線上にある。
(必要に迫られて、里子として育った子供たちと、里親の経験のある大人が、1年間話し合って作った12箇条。社会のためにもすごい貢献ですね〜)
「子ども時代が守られれば、大人になって人を守れる人になれる。
子どもの幸せを守ることは社会を守ることになる‼️」
里子を育てるって、どれほど大変なことでしょう!
すごいな〜 現実を体験している人からの言葉には、ものすごい説得力を感じます。
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