夏休み明けの今頃、学校に行きたくないという子供さんのことで頭を悩ませている人がいらっしゃることでしょう。親としては本当に辛いですよね〜。
(以下は、9月11日の朝日新聞、貴戸理恵さんのコラムからの引用です)
「以前、「学校に行けない不登校の子供が、自身が赤ちゃんだった頃のホームビデオを家でずっと見ている」という話を聞いたことがある。
自分が笑って、そこにいる。ただそれだけで、周りの人々にとって喜びだった日々。
映像を見て、その子は「私は愛されるに値する」と確認したかったのだろう。「学校に行かないおまえはだめだ」と否定されるなかで。
子育てにおいて、「いる」「ある」よりも「する」「できる」の方が大事になってしまうのは、いつからだろう。
我が家には、小学4年生、1年生、生後4ヶ月の子どもがいる。久しぶりの赤ちゃんは、泣いてもウンチしてもただただ可愛い。片や、小学生たちには怒る機会が増える。
親も教師も不完全だから、子どもを受け止めきれないときもある。学校へ行く、行かないは二の次にして、「いるだけでいい」に立ち戻りたい。生まれたてを抱いた、あの存在そのものが祝福だった瞬間を思い出して。」
ただ、いてくれるだけで満足していたのに、いつのまにか「〜なって欲しい」「〜できるように」と、親の要求が強くなってしまうのですね。
愛している気持ちに変わりは無いのに。
学校に行けない子供が、自分の赤ちゃんの頃のビデオをじっと見ている、、、想像しただけで胸が締めつけられます。
辛いだろうな〜。自分を責めてないかな〜。
それが小学生でも、中学生でも、たとえ高校生だとしても、もう一度ギュッと抱きしめて「いるだけでいいんだよ」と伝えてあげられたら。
多少照れ臭くても、抵抗があったとしても。
それが出来たとしたら、それだけでその子はどれほど気持ちが楽に、幸せになることでしょう‼️
触れる、ハグする、、、スキンシップの威力を再確認したいものです。
明石家さんまさんの娘さんは「いまるちゃん」。
名前の由来は「イきてるだけでマルもうけ」だからと聞きました。
いいな〜(^^)
ますます、さんまさんのファンになりました。笑
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