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幼稚園児の性別違和感

あるテレビ番組を見ていて、驚きました。

身体は男性だけれど心は女性、あるいは体は女性だけれど心は男性というような人たち。LGBTと呼ばれていますね。

長年、その違和感に苦しんできたけれど、カミングアウトして人生を生き直しているという話もよく耳にします。

昔と違って、今はそんな人たちを受け入れ、多様性を認め、生きやすい社会になってきていて良かったな〜と、軽く考えていました。

もしも自分の息子が、女性として生きていきたいと打ち明けたとしたらどうするだろう?・・・漠然とそんなことを考えたりしていました。

私の場合は、孫がそんな状況になったとしたら・・・真っ先に受け入れてあげよう。「大丈夫だよ」と抱きしめてあげよう。年齢は20歳ごろかな〜・・・そんなことを思っていました。

ところが、テレビで苦しんでいたのは、なんと5歳の男の子。

自分はスカートをはきたい。ピンクが好き。可愛いものが好き。

友達に「オトコオンナ」「スカートおとこ」とからかわれる。いじめられる。暴力までふるわれる・・・

「男の子は集まって」「女の子はお庭に出て」・・・自分はどっちなんだろう?小さいながらに悩む。ストレスを抱える・・・

でも、お母さんには言えない。悲しませたくないから。誰にも言えない。

円形脱毛症になる、「死にたい・・・」と口にする・・・まだ幼い男の子が!

お母さんは「なんでまともに産んであげられなかったんだろう」と自分を責める。

あぁ〜なんということでしょう‼️

その親子は、性別違和感を持つ子供の問題を考えてくれている、他県の幼稚園に転園して、少しずつ落ち着いてきているということでした。

そしてお母さんは、こんなふうに苦しんでいる子供たちがいることを社会に知ってもらいたいと、発信しておられるのでした。

知らなかったな〜。そんな小さな子供たちが、死にたいほど苦しんでいるなんて。

日頃、「男の子なんだから」「女の子なんだから」・・・など、何も考えずに口にしている自分。決めつけている自分がいます。

多様性を受け入れる・・・一人ひとりの意識を変えていくことからだな〜。とても考えさせられたことでした。

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