リンゴ日報の黎智英(レイチエイ)氏のことは、以前のブログにも書きました。
リンゴ日報は1995年創刊。その6年前に起きた天安門事件をきっかけに、アパレル業界で成功した黎智英氏が立ち上げ、市民に支持され続けた新聞。
中国の圧力で他の新聞が本土寄りに転じる中、ひるまずに中国指導者も批判する姿勢を貫いていた。
たびたびの逮捕にも屈しない黎智英氏の在り方は、誇りと信念に満ち、常に毅然としたものでした。
どんな状況になっても強く信念を貫ける人って、本当にすごい‼️
そのリンゴ日報が廃刊に追い込まれたと言うニュースに、あぁ、とうとう・・・と言うのが、正直な感想です。
最後の紙面には、「香港人への別れの書」と題してこんな文章が・・・
「リンゴは泥の中に埋葬された。しかし種は育ち、さらに大きな美しいリンゴの木となるだろう」
人の持つ、偉大な力を信じようとする一文に、感動しました。
「自由であることがどれほど人の幸せの根源か」・・・今の日本に生きていることの幸せを思い、微力ながら香港の人たちの幸せを祈ります。
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