振り返り

誰かのために何かが出来る幸せ❤️

昨日のブログにも書いた、「虎子さん」と呼ばれた私の母。実はとても母性愛の強い人でした。

私と3人の娘達が家も財産も失い、4人で暮らし始めた頃、母は一体いくつだったのかしら?、、、そっか〜65歳だったんだ〜(今の私より若い!)

娘一家の一大事!遠く離れた私の母は、娘や孫のために何か出来ることはないかと、考えてくれたようです。

そして始まったのが、毎週1回のクール宅急便‼️

その頃、「クール宅急便」が始まったばかりで、母としては「ヨシ、これだ!」とスイッチが入ったみたい(^^)

毎週、土曜日の午前中に宅急便が届きます♫

ササミのチーズフライ、牛肉のつけ焼き、カボチャの天ぷら、レンコンの甘酢煮、、、おかずにもお弁当にもピッタリ(^^)

毎週メニューは大体同じ。でも、私にとっては懐かしい母の味❤️

労力的にも、お財布的にも、そして何より私達の気持ちに、大きな愛の力を注いでくれました。

それがず〜っと続く。毎日が戦いのような生活が少しずつ落ちつき、三女のお弁当もいらなくなった頃まで、、、

一体、何年続いたでしょう‼️

「本当に大変なことだったよね〜」と、私なりに感謝とねぎらいの気持ちを伝えた時、母は迷い無く、こう言ったのです。

「あれは、ほんまに楽しかったわ〜」

「負担に思ったことは1回も無かったよ〜」

心配かけて、親不孝して、、、と思っていた私にとって、この言葉は本当に嬉しかったです。一瞬にして気持ちが軽くなったのを覚えています。

そして、今、68歳。フルタイムの仕事で時間が足りない私ですが、やはり母と同じことをしたいのです(^^)

もちろん、出来ることのレベルは全く違うけれど、娘のため、孫のために何か出来ることは?、、、と、ご飯を作って差し入れして。

「美味しいものを食べさせたい」

、、、やはり食べることに落ち着くな〜笑

そして、それは大変なことではなくて、楽しいこと、嬉しいこと、幸せなことなのです。

「誰かのために何かができること」

「何かの役に立つこと」

「誰かに喜んでもらえること」

これは、全ての人が「幸せを感じる」ことなのですね❤️

かれこれ30年前のあの時、

実は親孝行できたのかも⁉️

なぁんて、都合良過ぎかな〜私。笑

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