堀江菜穂子さん、25歳。月刊誌「致知」に「自律自助」のテーマでの特集記事として載っていました。
脳性麻痺のために、生まれてからずっとほぼ寝たきりの生活。話すことも、思うように体を動かすこともできない。
でも、話したいこと、伝えたいことがたくさんある。筆談によって数多くの詩を紡いできた。
筆談を習い始めたのは中学生の頃。「数えられないけど、おそらく二千点以上の詩を書きました」と聞いてビックリ。すごいですね〜
「筆談を始めて何よりも嬉しかったのは、私を意志がない人間のように思っていた人が、菜穂ちゃん分かるんだねとようやく理解してくれるようになったことです」
菜穂子さんのお母様でさえ、「こんなに何でも分かってるんだ」と驚かれたとのこと。
「いくら文章で書いても分かってもらえなかったことが、詩にした途端、たちまち人に伝わるようになったのです」
詩ってすごい力があるのですね〜
彼女の詩です。読んでみて下さい。
「いきていてこそ」
いまつらいのも/わたしがいきているしょうこだ/いきているから つらさがわかる/しんでいったともだちは もうにどと ともにつらさをあじわえない/いまのつらさもかんどうも/すべてはいきていてこそ/どんなにつらいげんじつでも/はりついていきる
彼女の毎日は「大抵のことではすまない」ことの連続。寝たきりなので、首や肩や足には常に痛みがある。でも、痛いのも生きているからこそだと、「辛くてもはりついて生きる」、、、すごいな〜
「ありがとうのし」
いつもいっぱい ありがとう/なかなかいえないけど/いつも心にあふれてる/いつもいえないありがとうが/いきばをうしなって たまっている/いいたくてもいえない/ありがとうのかたまりが/めにみえない力になって/あなたのしあわせになったら いいのにな
これは誰に書いた詩でしょう。もしかしたらお母さまかな〜❤️
「私は動ける人を見て、ずっと羨ましいと思って生きてきました。でもある時、動ける人も心の苦しさは同じなのだと気がつきました。私は動けませんが、心は皆さんと一緒です」
ホントです。体の不自由は無くても、みんな心に苦しさを持っています。
「明日が本当に来ると、どうして信じられるでしょうか。皆、本当に来るかどうか分からない明日のことばかりを考えて、いまを置き去りにしています。
今をもっと大切に生きて欲しいのです。大事な家族や仲間に、今日のうちにありがとうを伝えてほしいのです。」
なるほど、その通り!すごいな〜
菜穂子さん、ホントにすごい‼️
すごいすごいと言ってないで、
「ガンバレ‼️ワタシ‼️」
ですよね(^^)
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