昨日のブログにも登場した「宇野千代さん」。
明治、大正、昭和、平成と生き抜いた女流作家。
尾崎士郎、梶井基次郎、東郷青児、北原武夫と続く愛の遍歴。
経営に携わっていた「スタイル社」の隆盛と倒産。時代の波に揉まれながら、1996年に99歳で亡くなるまで、ひたむきに前を向いて歩いてきた人。
そのエッセイは、とても興味深く、ひとりの女性の生き方として、とてもとても、魅力的でした。
天衣無縫で、純粋で、絵に描いたように前向きで、独創的な生き方に、単純に憧れました。
だいたい、有名な作家、画家の男性と次々と恋愛を展開するって、一体どういうこと⁉️と、ある意味羨望の気持ちもありました。笑
90歳を過ぎた時の名言が、
「私は何だか死なないような気がします」笑。
それこそ究極の前向き発言じゃないですか⁉️笑
宇野千代さんは、本当にそう思っていたのだと思います(^^)そう思って最後まで生きられたら幸せですよね〜❤️
彼女のエッセイの中には、私が勇気づけられた、たくさんの言葉があります。
私にとってのその中の一番は、
「私は、辛いと思うことがあると、その辛いと思うことの中に、体ごと飛び込んで行く。
飛び込んで行くと、その、辛いと思う気持ちの中に、自分の体が馴れて来る。
不思議なことであるが、その、体が馴れて来ることで、それほどには、辛いと思わなくなる。これが私の生活の術なのであった。」
辛いと思うことの中に、体ごと飛び込んで行く⁉️
エ、ショーナノ?(またまたジャイ子登場!笑)
新鮮な驚きでした。
「逃げていると追いかけてくる」という感覚は、ひどく落ち込んでいた時の体験としてリアルに持っていました。
辛いことから逃げたい、逃げたいと思うほど、後ろから覆いかぶさるように迫ってくるのです。
だからこそ、敢えてそこに飛び込んで行く‼️
なるほど‼️そうすると、
向かい風だと思っていたことが、追い風になる
んだ〜
宇野千代さんの本との出会いもまた、私の人生にとっての大きな転換のチャンスとなったのです(^^)
この記事へのコメントはありません。