穐吉敏子さんのことは、以前にもブログに書いた覚えがあります。
ニューヨークでジャズピアニストとして活躍し、なんと、日本人でありながら殿堂入りしている穐吉敏子さん。現在95歳でバリバリ活躍中。
久しぶりにNHKのEテレのドキュメンタリー番組で出会った穐吉敏子さんは、さすがにシワは増えているけれど、ますます魅力的。その想いの深さに圧倒されました。
彼女が作曲した組曲「ヒロシマ そして終焉から」は、2001年8月6日に広島で初演された曲。
その第3楽章の”HOPE”は、以前にも聞いて感動しました。
今回は、谷川俊太郎さんが作詞して、娘さんのマンデー満ちるさんが熱唱されているのも聞きました。素晴らしい!
穐吉敏子さんは、当時原爆投下時の広島の惨状を知れば知るほど、「私には書けない」と思っていたのが、一枚の写真を見て変わった。それは瓦礫の中、地下から地上に顔を出した少女の素晴らしい笑顔だった…といいます。その表情に“H0PE”を確信したと。
「いつもどこかで何かが起きているけれど、戦争が無くなる世界を望む気持ち、“HOPE”を忘れたくない」と語る穐吉敏子さん。
「死ぬまで前進していたい」というメッセージ、深く心に響きました。
「そのうち死んじゃうかもしれないけどね」と笑っておられる穐吉敏子さん。本当にステキです‼️
⭐️やっと、少しずつ秋らしくなってきましたね。また月曜日に。



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