私の会社では、さまざまな研修に力を入れています。
そして、研修の最初には、必ず「心構え」を伝えます。それは、「その研修を有意義なものにするかどうか」は、心構えに左右されるから。
偉そうだけど、だいたい心構えを伝えるのは私のお役目です(年の功?笑)。そして不思議と、その心構えが一番入ってくるのは、それを言っている私なのです。
ここのところ、研修のたびに繰り返し伝えていること。
それは「プライマリークエスチョン」という言葉。
その意味は『頭のなかで自分に投げかけている質問』。
【プライマリー(primary)は直訳すると初期、根幹、根元などの意味】
つまり、『何かのきっかけであり、原因となっている質問』とも言えます。
「プライマリークエスチョン」で投げかけた質問に対して、人は必ず自分を納得させようと、その答えを繰り返し自分に言い聞かせているのです。
例えば「こんなことやって、なんの意味があるの?」と自分にマイナスの質問したとすると、
「今は時期が悪い」とか、「いまさらそんなことしても無駄だ」とか、「うまくいかなかったら恥ずかしい」とか・・・
結局は、やらないことを選択するのです。
ね、思い当たることがありませんか?
それに対して、「それって、どうやったらできるのかな?」と、質の高いプライマリークエスチョンを投げかけたとすると、
「まず、やってみることからだね」とか、「○○さんに聞いてみよう!」とか、「心当たりを調べてみよう!」とか・・・
ね、やれることが見えてくるでしょう?
質問の質によって、人生が変わるのです‼️
これを研修のたびにずっと繰り返して伝えていると、前述したように「自分に一番入ってくる」のですね。
難しいからダメではなくて、難しいからこそ、どうやったらいいかを考える・・・私の仕事のやり方を見ていて、一緒に仕事している三女がこう言いました。
「プライマリークエスチョンの効果だね‼️」
確かに、昔はこうはいかなかった。毎回の心構えは、実は自分に言い聞かせているのですね〜
「けっこう成長しているじゃない!」と、ちょっと鼻高々の私です!・・・やっぱり私って単純‼️笑
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