いい話

大変な人ほど笑ってる

九州を中心にした豪雨から約1週間。

熊本県の被害が特にひどかったですね〜

滝のように降る雨、川の氾濫、あっという間の床上浸水。

どんなに怖かったことでしょう!

犠牲になった方々のご冥福を、心からお祈りしたいと思います。

そして、命は助かったとしても、皆さん、家は住める状態ではない。

泥と瓦礫いっぱいの家、店、道路・・・あと片づけを想像するだけで気が遠くなりそう〜

しかもコロナで避難所の確保もままならず、どっちを見ても不安がいっぱい・・・

ニュースの画面を見るだけでも、こちらも胸が押し潰されそうになります。

なのに、テレビでインタビューに答える人は、かなり高い確率で笑っているように見えるのは、気のせいでしょうか?

「こんな勢いで水が浸水するとは想像もしていなかった」

「命の危険を感じた」

「本当に怖かった」

と、口々にその恐怖を語りながらも、表情はどことなく笑っているように見えるのです。

ある程度、余裕のある人が答えているのかもしれません。

無責任な捉え方だったらごめんなさい。

でも、そこに「人間の底力」のようなものを感じたのは私だけでしょうか?

また、ある知り合いの岐阜県の美容師さん。

その辺りも今回の豪雨で避難勧告が出て、道路も寸断されたとのこと。「怖かったですよ〜」と。

「しかも最近、主人が身体の調子が悪くて10キロ以上も痩せちゃってね〜」と明るい笑い声。

「こんな大変な時にと思うけど、私が笑ってないとね〜」と。

ホント、ホント、笑ってないと!

大変な時ほど、心では泣いていても、顔の表情は口角を上げる。自分で自分を励ます。自己免疫力を上げる・・・

人間ってすごいな〜

自分で自分を励ますことを、自然にやってるんだな〜

今回の豪雨で被害を受けた方々のことを祈りつつ、

そんなことを思ったことでした。

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