4年前の2月1日に、94歳で亡くなられた佐藤初女さん。昨日の新聞で「今日がご命日」との記事を目にしました。
もう20年以上も前でしょうか。「地球交響曲」と言う映画で出会った女性が佐藤初女さんでした。その内容、その生き方が素晴らしくて、深く心に響いたので、その後、会社のみんなで講演会も聞きに行きました。全てを包み込むようなオーラ、人柄が滲み出る温かい空気、、、忘れられません。
佐藤初女さんは、青森県弘前市に「森のイスキア」と名付けた山小屋を建てて、長年心の傷ついた人を受け入れてきた人。
夜中の電話も、男性の来訪者でさえも受け入れる、、、
どうしてそんなことが出来たのでしょう⁉️
「おむすびの祈り」
というご自身の著書の中に、こんなことを書かれています。
「私たち一人一人の中には神様が宿っています。ですから、どんな人と会う場合でも、その人の中にいる神様との出会いを意識しています。
夜中にチャイムが鳴ると、誰だろう?と思って、身支度をして玄関に立ちます。開けていいのか悪いのか、すごく葛藤はあります。
ですが、私が怖いと思っても、もし私の中に神様がいらっしゃるなら、きっと戸を開けられるでしょう。そう思って、私は鍵を開けるのです。」
あぁ、だから、男性だろうと夜中だろうと受け入れていらしたんだ。そこには怖さとの葛藤もありながら。
マザーテレサと同じだな〜❤️
佐藤初女さんの独特な持論は、
「ともに食することは、ともに在ること」
野菜を育て、収穫し、調理して食べる、、、その過程をゆっくりと共有する。ともに過ごすうちに、少しずつ心のきずが癒えて、回復して来る。
「自分から何か食べるものを買って来たり、誰かに食べさせてあげようと言う思いになると、その人はずいぶんと良くなっているのです」
そうか〜確かに。
誰かと一緒に食べること、美味しいと感じられること、そして誰かに食べさせてあげたいと思うこと、、、これが幸せへの道のりなのかも知れませんね(^^)
そして、佐藤初女さんについて一番心に残っている言葉については、長くなるので、続きはまた明日(^^)
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