鷹匠って聞いたことありますか?
正式には「タカジョウ」と読むらしい。
私のイメージだと、体格の良いお髭のおじさんが、趣味がこうじて鷹を飼い、腕に止まらせて勝手に自己満足してる、、、なぁんて言う感じかな。
ちょっと失礼ですかね〜笑
ところがテレビで観た鷹匠さんは違った!
小川涼輔君 群馬県の高校3年生。
はにかんだ笑顔の可愛い男の子。あらっ、全く別のイメージ‼️これは一体何だろう?
中学生の時に、鷹匠の大会「フライトフェスタ」で3年連続の日本一になった彼。「天才鷹匠」と呼ばれている。
3年連続ってすごくないですか?それも中学生のうちに。
今も自宅でタカ6羽を飼い、家族の全面的な協力を得て、毎日調教に励んでいる。
その内容を聞いて驚きました!! 据(スエ)と呼ぶ訓練が基本。毎日6~7時間、腕に鷹をとまらせる。
エーッ、1日6〜7時間も⁉️ あの恐い顔の鷹を‼️ 突っつかれたりしない⁉️
それどころか、腕に止まらせて一緒に生活している感覚、、、それが人間と鷹の一番の信頼関係のもとなのだそう。
彼の手は調教の時についた傷だらけだけど、鷹を見る彼の眼差しは温かい。よっぽど可愛いんだな〜❤️
人間も鷹も同じ。愛されて触れ合うことで信頼を増すのですね。
訓練を重ねていくと、例えば人間が手をつないて作ったトンネルの中を数十メートルの低空飛行して、彼の腕にパッと止まる。すごい‼️
そして、ペットとして飼うだけではなく、鷹も立派に世のため人のため、仕事をしている!!(笑)
商業施設や工場、倉庫など、ハトやカラスに悩む施設で鷹を飛ばして威嚇すると、その被害が減るとのこと。
涼輔君が熱心に鷹匠の勉強を始めてから、父伸一さんも鷹を購入、調教を始めた。そして、息子が鷹を生かした仕事ができるようにと、自ら害鳥駆除の会社を立ち上げたとのこと。
そこまで親を動かすほど涼輔君を夢中にさせたきっかけは、何だったのか?
幼稚園のときから「鳥の図鑑ばかり見ていた」という大の鳥好きの涼輔君。
小学5年のとき、テレビで見た鷹匠に憧れて「自分も鷹を操ってみたい」と、家族に飼いたい気持ちを打ち明けたのがきっかけとか。
母の直美さんは当初「本当に飼えるのか不安だった」と振り返った。鷹を手なずけるのは簡単ではなく、人を傷つける恐れもある。「ペット感覚では飼えない」と、一度は 突っぱねたそう。
ところが、お年玉をかき集め、猛禽類の本をむさぼるように読む涼輔君を見ているうちに、両親も心を動かされ、 協力することになったとのこと。
「子供のしたいことは何か」
「その芽を摘まずに育ててやること」の大切さ
私だったら鷹を飼うことには反対してしまいそう〜
ひょんなことから孫育てに直接関わらせてもらっている「シングルばぁちゃん」としては、とても興味深い「天才鷹匠物語り」でした‼️笑
この記事へのコメントはありません。