女性登山家の草分け的な存在の田部井淳子さん。2016年に77歳で亡くなられています。
すごい記録の持ち主だけど、身長152センチ、体重50キロ弱と本当に小柄。
子供時代は体が弱くて、よく学校を休む少女だった。
運動も大の苦手。6年生になっても、クラスで1人だけ逆上がりが出来なかった。
東京に憧れて福島が出てきた大学時代には、訛りを気にしていたこともあり、いつもおどおどしていた。
周囲に気をつかって、夜眠れない、食べられない…神経性胃炎になった。
意外じゃないですか?
そんな彼女を救ったのが、山登りだったと言うのです。「自分の世界」と出逢ったのですね。
「女だけでヒマラヤに登りたい」…とてつもなく大きな夢に向かってチャレンジを続けてきた彼女。
海外遠征膨大な費用の捻出、命をかけた計画。
どんな状況にも、田部井さんは「だから出来ない」とは思わなかった。
「じゃあ、どうすれば実現できるか」と考え、とにかく一歩を踏み出していく。
生きているからこそ生じる不平不満の垣根も、うんと低くなったというのです。
「雪崩に遭って死んでいたかもしれない命と思うと、不満なんていっていられない」
それが「挑戦し続ける」原動力になっていたのですね。
田部井淳子さんの生き方、ある意味、私の理想です❤️
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