柔道、体操、スケートボード、フェンシング、水泳…連日のパリ五輪のニュースに感動しています。
最初の感動は開会式でした。
タイタニック・愛のテーマで有名なセリーヌ・ディオンさん、56歳。
2022年12月に神経性の難病「スティッフパーソン症候群」と診断されたことを公表して、音楽活動からは遠ざかっていた。この病気は痛みを伴いながら筋肉の硬直やけいれんを引き起こすもので、全身へと進行する。原因は分からない難病。
「歌おうとすると誰かに首を絞められるような感じ」とコメントしています。
以前、彼女が車椅子から立ち上がることも出来ずに泣いている映像を見た記憶があって、かなり深刻な状況なんだと思っていました。
そのセリーヌ・ディオンさんが、26日夜のパリ・オリンピックの開会式で、エッフェル塔下の特設ステージに立った。
そして、フランスの国民的歌手エディット・ピアフの名曲「愛の賛歌」を力強く歌い上げたのです。
素晴らしい歌唱力、そして不屈の精神力・・・そこにどんな思いがあったのかと思うとジーンと胸にくるものがありました。
セリーヌ・ディオンさんも、選手たちも、簡単じゃないことに全力で挑戦している。あきらめない!…オリンピックの精神はそこにあるのですね。
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