いい話

続 窓ぎわのトットちゃん

黒柳徹子さんのベストセラー「窓ぎわのトットちゃん」。

その続編が講談社から刊行されています。

出すつもりのなかった続編を、今回黒柳さんが執筆した理由は、戦争だったといいます。

「ウクライナ侵攻に胸を痛めていたとき、私の戦争体験をきちんと本にまとめておいたほうがいいなと思いついて。みんなが好きになってくれたトットちゃんの世界を通して戦争のことを知ってもらえたら、こんなにいいことはないと思ったんです」と。

ウクライナもイスラエルもパレスチナも・・・今や戦争が世界に広がりつつあります。その惨状を思うと、本当に胸が痛いです。

1981年に刊行された「窓ぎわのトットちゃん」は、黒柳さんが通ったユニークな小学校、トモエ学園での実体験が描かれている。

その中でも印象的なのは、お転婆でトラブルメーカーの彼女に、「君は、本当はいい子なんだよ」という小林宗作校長先生の言葉。聞くたびに胸にジ〜ンと響きます。

枠にはめようとせず、見守り続ける先生の在り方に、幼い黒柳さんは救われたのですね。誰かが、心からそう言ってくれたら、救われる人がたくさんいるのではと思います。

出版史上空前のベストセラーと言われた「窓ぎわのトットちゃん」は、国内で累計800万部、海外も含めると累計2500万部を突破するのだとか!すごいですね〜!改めてびっくりです。

トットちゃんからの戦争についてのメッセージ、みんなに伝わるといいな〜。

「この2冊を通して、人生ってすばらしいものだ、と感じてもらいたい。きっと小林先生はそのことをみんなに教えたくて学校をしていたと思うんです」・・・と黒柳さん。

今年90歳になられる黒柳徹子さん、素敵ですね〜❤️

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