Nコンこと、NHK杯全国高校放送コンテストの様子を放送していました。第69回の「創作テレビドラマ部門」の優勝校、準優勝校の紹介です。
たまたま見たのは、準優勝の埼玉県立深谷第一高等学校の作品「ニンゲンって」。
何気なく見ていたら、人間だと思っていた高校生の姉と弟は、実はAIロボット。まさにパラダイムシフト!でした。
教室に居づらくなって一人でお弁当を食べている男子生徒のところへ行って、「一緒に食べようよ」と声がけするのはお姉ちゃんのAI。
授業をサボっている女子生徒2人に、「教室に戻ろうよ」と声がけするのは弟のAI。
二人の仕事はAIカウンセラー。その姉と弟の会話は・・・
「学校の外に行ってみたいよね。僕たち、ここで生まれて、ここしか知らないものね。」
「いいよね、人間って。夢を見られて、夢を持てて、夢を叶えることだってできる。人間に生まれたかったな〜」と言うのです。
以下は、このドラマを作った高校生のコメントです。
「近い将来、私たちの周りではたくさんのAIが誕生し、私たちの生活を支えてくれているでしょう。高度なAIは、より人に近づき、人の心に近いものを持っているかもしれません。AIは自分がAIであることをどのように考えるのか、そして利用する人間をどのように思うのでしょうか。AIの視点を通して、当たり前に生きている私たちに、人間というもののあり方、夢を持つことができて、夢の実現も可能な人間について、考えを深めるために制作しました。」
AIの気持ちになってみて、自分たち人間の在り方を考える・・・ユニークな発想ですよね〜。
高校生の豊かなイメージ力、将来を考えて作品を創るパワー、いいな〜❤️
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