昨日のブログの最後に書いた「長女のエッセイ」の続きです。
久しぶりに古い手紙や娘達の文章が入った封筒を開けてみました。
長女の書いた「やさしさから生まれるもの」は、高田敏子さんの同名の本を読んだ感想文でした。それも高校生じゃなくて中学2年生の時の。記憶ってあいまいですね〜。
でも、改めて読んでみて、これが中学生の書いたものかしら?と驚きました。親バカながら、その一節を書かせていただきます。
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私は、やさしさから生まれるものは、より成長した“自分”だと思う。
やさしさを与えるにしても受け止めるにしても、自分の中にやさしさを持たなければできない。与える、受け止める、この行為によって、人間は高められていくのだと思う。
命あるものは皆、やさしさを持っている。この事はなぜかとても嬉しい。 こう考えると、自分が今までどんなにたくさんのやさしさを与えてもらってきたのだろう、と感動して胸がいっぱいになる。
これからは、今まで与えてもらった分、それ以上に自分からやさしさを与えていきたい。そして、素直にやさしさを受け止める事のできる人間として、生きて行きたい。
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私は「やさしさ」とは、全てのことを凌駕する在り方だと思っています。
“やさしさ”という言葉がY子ちゃんの名前にも由来していることは、偶然では無いような気がしているのです。
“やさしさ”をたくさん受け止めて、育てていって欲しいなと思います。
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