今年は東北大震災から丸10年。
私の末娘の結婚披露宴がその翌日、2011年3月12日だったので、やはりそれから丸10年(3年前に離婚していますが〜笑)。
何しろ大震災の翌日のこと、披露宴ができるかどうか、やって良いものかどうか、いろいろと迷った覚えがあります。
そんな中、多勢の皆様に祝福して頂き、2次会まで盛大にやって頂いたのに・・・その後7年で離婚。
末娘が、先日しみじみと「あんなにお祝いしてもらったのに申し訳なくてね〜」と言った言葉を聞いて、思い出したことがあります。
それはその年のお正月、グアムでの結婚式のために娘3人とその家族、みんなで出かけた海外旅行。
もちろんみんなで海外旅行なんて初めて。貯金をかき集めての旅行。
グアム島に着いた夜、孫たちも含めてみんなで囲んだ、シーフードレストランのテーブル。
特別に予約したわけでもなく、ただなんとなく入ったホテルの中のレストラン。決して特別のお料理ではないけど、
「サァみんな、好きなものを食べていいよ!」
と言った瞬間のその感覚が、リアルによみがえってきたのです。
どう表現したら良いのでしょう〜
「やった〜‼️」という達成感でしょうか。もう一人の自分が自分を心の中で胴上げしてるという感じでしょうか。笑
それまで必死に頑張ってきた私にとって、「自立」という大きな目標を達成した証しだったのかもしれません。
「精神的にも経済的にも自立する」という、当時の私には不可能と思えるほど高い目標を、自分なりにクリアー出来た‼️・・・と。
その時の感覚、その時の幸せ感は、決して色あせることなく、いつでも間違いなくよみがえってくるのです。
なので、「申し訳なくてね〜」という娘に対して返した言葉は・・・
「大丈夫!もう完全に元は取ったから‼️」大笑
ねっ、こういう思い出がひとつあると強いでしょう?
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