今日はちょっと固いテーマかな?
「論語」は「子曰く(シ、ノタマワク)」で始まることで、広く知られていますね。古代中国の思想家、孔子の教えを弟子たちが書き留めたもの。
現在も尚、日本人の道徳規範や倫理観に大きな影響を与えています。紀元前5世紀ごろのものと言うから、驚きですね。
☆「朋あり、遠方より来る、また楽しからずや」(同じ師のもとで学んだ友人が遠方からやって来る、こんなうれしいことはない)
これはとても有名。
☆「義を見てせざるは勇なきなり」(人として行うべきことを知っているにもかかわらず、できないのは勇気が足りないからだ)
これも有名ですね。人として正しいことでも、行動を起こすには勇気が必要、、時代を越えて伝わります。
☆「速やかならんと欲することなかれ。小利を見ることなかれ」(成果をあげようと焦らないこと、目の前の小さな利益に捉われすぎないこと)
これは、個人的にドキッとしました。仕事の上では常にスピードを重視する私、焦ってはダメだなと。
☆「これを知るをこれを知るとなし、知らざるを知らざるとなせ。これ知るなり」(知っていることは知っている、知らないことは知らないとする。それこそが「知る」ということだ)
な〜るほど!つい、「知ってるフリ」をしてしまうことがあるのです。深いな〜
そんな「論語」を子供たちに伝えようとしている人が、安岡定子さん。大漢学者の安岡正篤氏のお孫さんとか。
お腹に赤ちゃんがいる時からお母さんが読み聞かせていると、2歳前後でスラスラと言えるようになるそうです。すごいですね〜
子供たちのために、分かりやすくした項目は、、、
・人付き合いで本当に大切なもの
・深呼吸して心を落ち着ける
・ささいなことでイライラしない
・知ることはスタートライン
・自分に重ねて考えてみる
・知ったかぶりはしない
・目線はいつも上向きに
・見通しをもって導いてあげる
・「ごめんなさい」を言える勇気
・お友達のこともいっしょに褒める
・良い習慣は幼いうちに
・美しい言葉が人生をつくる
人としての在り方を、親しみやすい言葉で表してあって、分かりやすいですね。
難しそうだと敬遠していた論語。
「0歳からの論語」なら読めるかな〜、読んでみようかな〜と思って、Amazonで頼んでみましたよ。笑
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