いい話

出口が見えない時の心の持ちよう

〜ある週刊誌のコラムより〜

「ちょっと前まで、グローバル化って、世界の富をガッツリ集める超金持ちの人と、それで割を食う多くの極貧民が増えることなんだな、とシラケて見ていた。

けど、世の中って面白いなと思うのは、まったく違う角度から矢が飛んでくること。新型コロナウィルスの前では世界はひとつ、人間みな平等。お金の力ではどうにもならないことがあるということが、こんなに具体的になったことって、今まであったっだろうか。

新型コロナウィルスで落ち込んだり縮こまったりしても仕方ないもの。心の新学期、4月を迎えるにあたって、現実をしかと見ながら、前を向いていきましょうよ!」

確かに。こんな方向から矢が飛んで来るとは、それこそ想定外ですよね。そして全人類に、平等に飛んできてる‼️やっぱり何か意味があるんだな〜

このコラムには、東京大空襲直後の話も載っていました。それは、放浪記で有名な林芙美子さんのこと。1945年3月10日の東京大空襲の数日後、「空襲で焼かれた町を見に行こう。歴史を見るのは、生き残った人間の務めよ」と、泣き言を漏らしている人を鼓舞して率先して動き、その惨状を目に焼き付けた、、、と。その惨状は想像を絶するものだったろうと思います。

「失意のどん底にあってなお、現実を直視し、向き合おうとする林芙美子さんのような姿勢が私たちにも必要ではないか」と、コラムの筆者は問いかけています。

戦争と感染症は一緒ではないけれど、出口がなかなか見えない状況は同じですね。

「現実をしっかり受け止めた上で前を見る」、、、こんな時こそ、人の在り方が問われます。とは言え、まだまだな私ですが、、、

「驚いたって間に合わない。何かあるのが人生だ。大丈夫、心配するな、何とかなる!」

今こそその時‼️ですね。

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