いい話

病院ラジオ〜広島赤十字病院〜

時々NHKでやっている「病院ラジオ」。サンドイッチマンの二人が聞き手になって、その病院の患者さんにインタビューする番組。中身が濃くて、つい見入ってしまいます。

2月23日、天皇誕生日の朝に放送していたのは、広島の赤十字病院からの放送。何人かの患者さんがインタビューに答えている。

ある59歳の女性は、二人の息子さんを育てたシングルマザー。シャキシャキしていてカッコいい‼️鉄板焼き屋さんをやっている。大腸ガンに加えて膵臓、肝臓も悪く、おまけに糖尿病もあるとのこと。

「無理してきたんだね〜」という、サンドイッチマンの二人の添いかたが素晴らしい。

がむしゃらに働いてきたけど、子供の面倒を見られなかったと言う負い目がある。「二人の息子を育てたのはおばぁちゃんやけど、養ったのはおかぁちゃんやで」というお店のお客さんの言葉に救われたと涙する。ラジオを聞いている息子さん二人も、頷きながら涙している。

また、高校一年生の女の子は白血病。辛い治療に、「もう頑張りたくない!」とお父さんお母さんの前で泣くことが多いと言います。

「すごく孤独を感じるんです」と不幸を嘆く彼女に、「誰しも孤独を感じる時はあるよ」と諭すサンドイッチマンの二人。これは彼女の心に響いたのでは?と思わせる言い方。サンドイッチマン、なかなかやるじゃん!笑

リクエスト曲は「いきものがかり“風が吹いている“」「さだまさし“いのちの理由“」・・・どの歌詞からも、ジ〜ンと深いものを感じました。

まわりの人に励まされ、歌に勇気づけられて必死で生きている・・・辛い状況の中での感動の涙に、「人はどんな状況でも幸せを感じる力があるんだ」と強く思いました。

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