先日観た映画「パーフェクトデイズ」で、役所広司さん扮する平山という主人公は「こんなふうに生きられたら」という“理想の生き方“をしていました。
見終わってから、ジワジワとその感触が心に広がっています。機会があったら是非見てもらいたいです。
そして、その後改めて気づいたこと‼️それは、彼の幸せは毎日の彼の仕事が「公園のトイレ掃除」だったということです。
「なんでそこまでやるの?」と後輩の同業者にもイヤミを言われるほど、ひとつひとつ、それはそれは丁寧にトイレを磨き上げる・・・。
「トイレ掃除は心を磨く」と聞いたことがありますが、まさにそうだったのですね。
映画の後半で、裕福そうな妹に「お兄ちゃん、まだトイレ掃除やってるの?」と聞かれて「うん」と、言葉少なくただ頷いている彼。そこにこの仕事に対する愛着と誇りを感じました。
トイレ掃除の合間に、神社の境内のベンチに座って、決まったようにサンドイッチを頬張りながら、必ず空を見上げる。そして木漏れ日を浴びながら、これも必ずカメラのシャッターを押す・・・同じシチュエーション、同じ動作の中に、確固たる幸せを感じている彼。
毎日のトイレ掃除、私も心を込めてやってみよう‼️彼の生き方に近づけるかな〜笑
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