ある日の新聞のコラムの冒頭に、こんな文章が載っていました。
「なぜだか妙に、慌ただしい。私たちはどうしてこうも、苛立っているのか。なんでこう、不安なのか」・・・そうそう、そうなのよね〜。共感と共に、その先を知りたくなりました。どうしてなんでしょう?
「僕は、各駅停車の駅にいる人が、豊かでかっこよく見える」・・・これは、脚本家の山田太一さんの言葉です。
山田太一さんは2023年11月29日に永眠されています。「岸辺のアルバム」「ふぞろいの林檎たち」などが有名ですね。
その山田太一さんの投げかけに、引き寄せられました。「各駅停車の駅にいる人が、豊かでかっこよく見える」・・・う〜ん、そうかもしれない。
豊かさって何なのでしょう?
「いまの社会は、プラスの明るさだけを求めている気がします。」と山田太一さん。
「効率ばかりを優先する生き方は無理がないか」という投げかけにドキッとした、ちょっとせっかちな私でした。笑
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