日々思うこと

チャップリンとヒトラー

チャップリンとヒトラーの意外な共通点、知らなかったな〜。

20世紀に最も愛された男チャップリンと、最も憎まれた独裁者ヒトラーは,わずか4日違いで生まれたのだとか!ちょび髭のシンボルも同じですね。

パントマイムの得意な24歳のイギリス出身のチャップリンは、アメリカでデビューし、あっという間に人気者になった。かたや32歳でナチスの党首にのしあがったのはヒトラー。

同時代に、別々の世界で頭角を表したのですね。

「彼は狂人で私は喜劇役者だが、ちよっと間違えば反対になっていたかもしれない」・・・これはチャップリンの言葉です。人間は本来、危ういものだという見識ですね。

トーキーの時代になっても、パントマイムにこだわったチャップリン。反して、ヒトラーはトーキーを駆使してそのパワーを見せつけ、第一党に躍り出た。映像の持つ力を利用し、テクニックを駆使して、民衆の心をわしづかみにした・・・そこは正反対ですね。

ドイツでも爆発的な人気だったチャップリンは、権力批判を追及し、独裁者ヒトラーを非難し続けた。どんな圧力にも屈しなかった。そこがすごい‼️

最後は、地下壕の一室で、夫人のエヴァ・ブラウンとともに自殺を遂げたヒトラー。

ヒトラーの最後の言葉は「私は共産党員ではありません。平和の煽動者です」と。

もしかしたら本当にそう思っていたのでは?

「ちょっと間違えれば反対になっていたかもしれない」というチャップリンの言葉が、心に響きました。

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