「今日もまた、後ろ髪をひかれる思いで車を走らせた」
・・・この言葉で始まるのは、96歳のお母様を施設に預けている、70歳の女性の投稿。あぁ、母が生きていたら同じぐらいだな〜。
「一人暮らしが無理となった母。本当は家でみてあげたいが難しい。仕事の合間をぬって、せめて月に2回は帰省して、一緒に自宅で過ごす。
家の食事をおいしそうに食べ、自分のベッドで寝息を立てる。私は隣に布団を並べる。
満開の桜を『きれいね』と喜ぶ母。来年見られるという保証はない。
施設に母を送り届ける。車から降りたがらない母を、施設の方が手を引いて中に連れて行く。ごめんね。
カーステレオのボリュームをあげて、私は車を出す」
・・・最後の一行に、鼻の奥がツ〜ンとします。
私の母が、それこそポックリと逝ってしまって17年。生きていてくれたら、こんな思いをしていたのかも・・・。切ないけれど、それが愛情ですね〜。
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