「ぐりとぐら」は大好きな絵本。不朽の名作ですね。
その作者の中川李枝子さんは、本を書きながら保育士としても働いていらしたとのこと。今、87歳とのことなので、もうずいぶん前のことでしょうね。
子供たちと向き合った日々を「楽しかった!」と振り返る中川さん。
保育士による虐待などのニュースに、「保育士が『楽しい』と思えない現場があるとしたら、とても悲しい」と胸を痛めておられるとのこと。
「あるとき、積み木にとっても興味を持った男の子がいてね。その子のために園長先生が借金をして大型の積み木を買って下さって。その子は立派な建築士になりました」・・・素晴らしい思い出ですね。
その頃20歳の中川さんに、お父さまは「おまえも保育料を払ったらいいのではないか」と言われたと。笑
「それぐらい楽しげに保育園のことを話していたのでしょうね」と振り返られる。お幸せですよね。先生も子供たちも。
「ぐりとぐら」も「いやいやえん」も、保育園で働くなかで生まれた本だとのこと。
「子供と関わる以上は、保育士の質はもちろん大切です。その上で、保育士が『幸せ』だと思って働ける環境になっているのかどうか」・・・それを気にしておられる中川さん。
ひとりでも多くの保育士さんに「楽しい〜」と思って働いてもらいたいですね〜♫
本当に、最近のニュースを見て、胸が痛いです。ひとりで何人もの子供たちのお世話をする保育士さん。その環境はどうなのか、充分なお給料がもらえているのか・・・子供たちの未来のためにも、何よりも大切な仕事ですものね。何とかならないものでしょうか。
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