12月11日放送の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は、もういよいよ最終章。
小栗旬さん演じる北条義時の人生もあと少しなんだな〜などと思って見ていました。
優しくて正義感の強い若き日の北条義時が、源頼朝の側近として働くうちに、その影響を受けてどんどん冷たく非情な人間になっていく・・・
鎌倉幕府を守るためには謀反者は斬る。身内であろうと容赦なく。
その変貌ぶりについていけなくて、「環境によって人は変わってしまうんだ〜」と、心寂しい気持ちになっていました。
そこへ、前回のシーン。それは、後鳥羽上皇との戦(承久の乱)を前にして、尼将軍北条政子が御家人を集めて演説する場面。
「北条義時を恨む者も多くいることは知っている。彼は数々の非情なことをしてきたが、全て鎌倉を守るため。私利私欲に走ったことは一度も無い!」・・・北条政子役の小池栄子さん、すごい迫力でした!
それを聞いて人影で涙ぐむ北条義時役の小栗旬さん。その表情にグッと引き込まれてしまいました。感動〜❤️ どんな時代にもある「人の情」を感じました。
小栗旬さんの演技力、すごいな〜。そして三谷幸喜さんの脚本、さすがです!
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