料理研究家の栗原ひろみさん。以前もブログに書きましたが、ご主人の栗原玲児さんとは、羨ましいほど仲の良いご夫婦でした。
それだけに、ご主人と亡くされた後の空虚感は、半端では無いようです。
そこで挑戦されたのが「ひとりご飯の本」を作ること。
子供たちも巣立ち、ひとりになった自分の体験を活かせば、同じ境遇の方の力にもなれるのではと。
実際は一人分って難しい。1回では食材を消費できないことが多い。豆腐が半分残ると、翌日また豆腐・・・。食べる気がしない。「でも、なぜか小さい豆腐を買うのは癪なの」と。笑
なんか分かる気がしますね〜。栗原ひろみさんの人間味を感じます。
そこで、一度に食べ切れる豆腐料理を考案。
また、大好きなサラダも食べ切れる分だけ収穫できるように、庭で育て始める。バジルなんかにも「この人たち、ほんと大事だわ」と思う。「今はパートナーですから」と。笑
「人に添う」「バジルにも添う」・・・温かみが伝わりますね。
その投稿の最後は、「日々工夫して、料理を利用して、元気をもらう力に変えられるよう、努力しています。実験ですね。元気になったら良いんだけど、なるのかな?」と締めくくられていました。
なるのかな?・・・まだまだ落ち込んでしまう自分と日々戦っておられるのですね〜。
素直だな〜。やっぱり魅力的な人だな〜❤️。
栗原はるみさん、「生き方」「在り方」のお手本です。
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