ちょっとしつこいかしらと思いつつ・・・笑
「荒野に希望の灯をともす」のBGMとして流れていた「アヴェ・ヴェルム・コルプス」が耳から離れなくて、ピアノの楽譜を手に入れました。
今は、インターネットで「コンビニで印刷」を選ぶと、近くのコンビニで簡単に手に印刷できるのです。便利な世の中ですね〜。
短い楽譜なので、ひとりの時間にピアノで弾いて、またまた「中村哲さんの世界」に浸っていました。
「わずか46小節の小品だが、絶妙な転調による厳かな雰囲気から、モーツァルト晩年の傑作とされる」と称される通り、なんとも言えない崇高な趣きのある曲です。晩年と言っても35歳ですけどね。それにもビックリです。
カソリックのミサ曲の、その歌詞は・・・
Ave verum corpus
natum de Maria Virgine.
Vere passum immolatum
in cruce pro homine:
めでたし まことのお体よ
乙女マリアより生まれ給もう
人々のため犠牲となりて
十字架上でまことの苦しみを受け
cujus latus perforatum
unda fluxit et sanguine.
Esto nobis praegustatum
in mortis examine.
貫かれたその脇腹から
血と水を流し給いし方よ
我らの臨終の試練を
あらかじめ知らせ給え
セザンで一緒に働いている親友のT・Nさん。一緒にこの映画を観たあと、彼女が言うには、「中村哲さんのために作られたみたいな曲だな〜と思った」と。
確かに、最後は銃弾に倒れて脇腹から血を流された中村哲さんの生き方は、イエスキリストとかぶるものがあります。
しばらくは、寝る前にアヴェ・ヴェルム・コルプスを弾くのが日課になりそう〜(簡単な楽譜で良かった〜♫)
この記事へのコメントはありません。