いい話

またまた中村哲さんのこと

昨日の日曜日は、とても充実した一日でした。

朝は6時から久々のフォーキング。涼しくて清々しい空気で、快適な時間でした。身体の中から洗浄されたような(^^)。

そして午後は、先日の「荒野に希望の灯をともす」の映画のパンフレットを読み、「天、共に在り」の本を読み、「医師中村哲の仕事・働くということ」というDVDを観ました。

改めて「中村哲さんの世界」に触れて、またまた感動。

例えば、映画を作った谷津賢二さんが、中村医師とアフガニスタンの人々との交流を表した言葉を改めて読むと・・・

「無償の診察への村人からの返礼は、一杯の温かいお茶。そして、そのお茶を『あぁ、美味しい』と言って飲む中村医師とそれを見つめる村人たちの間に、目には見えぬが確かな絆があると私は感じた」と。

カメラマンの谷津さんは、「カメラを置き、その光景を自分の目で見ていたいとさえ思った。それは一幅の名画のようでもあり、珠玉の小説を読んだかのような気持ちになったことを覚えている」と続けています。

分かるな〜。DVDを観ているだけで、その「在り方」の崇高さが伝わってくるのです。

「誰も行かぬから我々が行く」「誰もしないから我々がする」・・・。

35年に渡る信頼の積み重ねは、まさに「絆」そのものだったのでしょうね。DVDを観ながら、中村哲さんの「在り方」にまたまた涙が止まらなくなってしまいました。

不思議なのは、「すごい人がいるな〜」と心底感動するけれど「それに比べて私は何もできていない」と自分を責めていないこと。ともすれば、私はすぐにそう思ってしまうタチなのですが。

それよりも「私も同じ人間なんだ」「同じ日本人として自信を持っていいんだ」・・・と、清々しく誇りに満ちた気持ちになれるのです。これってちょっと厚かましいかしら?笑

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