いい話

人生の贈りもの〜植木等さんに勇気づけられて〜

植木等さんといえば「分かっちゃいるけどやめられねぇ」のスーダラ節で超人気の大スターでした。

1960年〜1970年代の活躍だから、知らない人も多いでしょうね〜

父親はお寺の住職で、自分も子供の頃には修行したこともあるという。コメディアンとしては変わり種ですね。

仕事場では、普段はスタジオの隅に座って静かに本を読んでいて、カメラが回ると「高笑いの無責任男」に変わる。カットがかかるとまた静かな紳士に戻る・・・そんな人だったようです。

両極端の魅力を持った人だったのですね。

その、植木等さんのことを、俳優の浜美枝さんがこんな風に書いておられました。

植木さんといると、ほっと安心できて自然体でいられた。撮影の合間に、仏教のこと、命のことを。噛みしめるように話して下さった。

ある時、『浜ちゃん、人間はね、心が自由じゃなければ行けないよ』って。

今から思うと、柔軟性を欠いている私を心配してくださって、映画俳優以外にも目を向けてもいいんだよと励ましてくださったのだと思います。植木さんに出会えたことはとても幸運でした」・・・と。

クレージーキャッツ、植木等さん・・・つい、懐かしくて気持ちが入りました。

いつの時代でも、どんな世界でも、「そばにいる誰かのひとことに励まされて今がある」という現象・・・素晴らしいことですよね〜❤️

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