7月9日土曜日の「報道ステーション」に出演されていたのは、国際宇宙ステーションでの約半年の滞在を終え、5月に地球に帰還した宇宙飛行士の野口聡一さん。56歳。
野口さんの宇宙滞在は3度目。通算滞在時間は335日17時間56分で、日本人宇宙飛行士で最長となり、2つのギネス世界記録も獲得している。
快挙ですね‼️
その野口さんがインタビューに答えているのを見ていて、印象的だったのはそのお人柄。
丁寧に答えながら「相手を大事にしている」というのでしょうか、相手をモチベートしているように見えたのです。(う〜ん、うまく表現できないな〜笑)
聞かれた質問に答える時に、必ず「これって大事なポイントですね」と、「相手が良い質問を投げかけてくれた」と表現しているのです。ごくごく自然に。例えば・・・
Q:野口さんが撮られた地球の写真は、下に見えるのではなく上の方に見えているように思えるのですが?
A:これって大事なポイントですね。確かに、宇宙ステーションから地球は下に見えているのですが、写真を撮る時の姿勢で、上を見上げるようになるのです。
Q:宇宙食のパックが、とても小さく見えるのですが、これで一食分ですか?
A:これって大事なポイントですね。野菜類、肉類など、複数のパックで栄養のバランスが取れるように、一つずつは小さなパックになっているのです。
・・・どれも、見方によってはそんなに重要な質問ではないかもしれないけれど、インタビューしている人にも、聞いている人にも、好印象を与えるな〜と、妙に感心してしまいました。
「宇宙飛行士」という過酷な任務の日々、「自分をほめる」と同時に「人もほめる」ことが自然と身についたのではないかと思うのです。勝手な想像ですけれど。
きっと日常でも、宇宙ステーションでも・・・いつでもどこでも、それが野口聡一さんという人の「在り方」なのでしょうね〜 素敵です〜❤️
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