バレエダンサーのシルヴイ・ギエムさんは史上最年少の19歳でパリ・オペラ座の最高位エトワールになった人。
23歳でバレエの世界を去り、2015年に50歳でダンサーとして引退するまで「自分だけの踊り」を模索し続けた人。
あれはいつ頃だったか、私が働き出してすぐの頃だから、もう30年も前のこと。
テレビで「ボレロ」を踊るギエムさんを見ました。
すみずみまで無駄の無い、鍛え抜いた身体。単調に繰り返される音に乗って、少しずつ、少しずつ迫力を増す踊り。
そのインパクトに圧倒されたのを思い出します。
30年前だとしたら、今、59歳のギエムさんが29歳、まさにクラシックバレエの世界を去って「自分だけの踊り」を追求していた頃ですね。
その栄光を捨ててまで追求したくなった“踊り”という芸術。
新聞に載っていた「シルヴィ・ギエム」の文字から、強烈に思い出しました。
彼女は今、どんな人生を歩んでいるのでしょう?
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