今日はちょっと重いお話です。
昨日のブログにも書きましたが、今はトランスジェンダーの人など、「多様性」が求められる時代ですね。
ところが、「トランスジェンダー(性的少数者)は、戸籍上の性別を変更する際に性別適合手術をしなければならないという法律がある」と言うのです。
ヘェ〜そうなんだ。初めて知りました。恥ずかしながら、当事者でないとは、この程度の認識なんですね。
*木本奏太さん(31)は、そのことを知って思い詰めたすえに、性別適合手術を受けることを決意。
昼夜を問わずアルバイトをして手術費用200万円をため、25歳で乳房と子宮・卵巣を切除する手術を受けた。
戸籍上の性別を男性に変えて社会生活はスムーズになったけれど、この権利を得るために払った代償は、あまりにも大きかった。「僕の体のあり方は僕が自分で決めるべきことで、国や他の誰かが決定することではないと思う」と会見で話されている。本当にそうですよね〜。
*杉山文野さん(42)は、乳房の切除はするが、子宮・卵巣は摘出しないという選択をした。「心から手術を望んでいるのか?社会の側から思い込まされているのではないか?」と自問自答した結果だった。
今では13年あまり連れ添った女性パートナーと暮らし、友人から精子提供を受けて2児を授かったが、手術を受けていないため、戸籍上は女性のまま。パートナーと戸籍の上での結婚はできない。
現在は、子どもと法的な関係を持つため養子縁組して、二人の子の「養母」という形になっているというのです。何だか不自然な話ですよね。
お二人は別の決断をされたわけだけど、それぞれにしこりが残りますよね。きっといろんな思いをされている人がたくさんいるのでしょうね〜。
この法律を変えようと言う裁判が始まっているとのこと。本当に!こんな法律は、ぜひ変えてもらいたいと思いました。
⭐️ずいぶん涼しくなりました。気持ちの良い季節を満喫したいですね。また月曜日に。
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