連続テレビドラマで、私もやなせたかしさんのことが身近になっています。
「絶望のとなりは希望です」の言葉、いいですよね。
その、もともとの詩は…
【絶望のとなりに/だれかが/そっと腰かけた/絶望は/となりのひとに聞いた/「あなたはいったい誰ですか」/となりのひとはほほえんだ/「私の名前は/希望です」】
ふと横を見れば、希望も一人でぽつりといるのかもしれません。(天声人語より)
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新学期が始まる今、学校に行けなくなったり、自分を見失って死にたくなったりする子供たちが多いと聞きます。
やなせたかしさんは、その人生でひどく絶望感にさいなまれた時期があったからこそ、人の痛みに寄り添えるのですね。
「ボクらはみんな生きている。生きているから悲しいんだ」…これも深いな〜。
大人にも子供にも、温かく寄り添って、前を向かせてくれる詩ですね。



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